フロリダから挑発的な電子音楽をリリースするレーベル, Illuminated Paths . あまりにもハイペースに作品を公開しているので, まったく追いつけないのですが, 本サイトでも度々取り上げています.
またもタイトルで優勝! な vaporwave がフロリダのレーベルから到着 SLOW_BRO『 ゲームオーバー、あなたは吸盤 MIXTAPE VOL. 1』
【NEW ALBUM】世界中から人間がいなくなって, 世界中の DAW がバグったあとにまだ電子音楽が成立するならきっとこんな感じなんだろう. ƒ®EE | ©LI©K/™『フリーをクリック』
Illuminated Paths で最近面白いのは, 日本語タイトルの vaporwave 系の作品で, いや, 正直言うと音楽自体はそこまで面白くないんだけど, アルバム・タイトルとか, トラック・タイトルが本当に最高です.
今回紹介する FENIMORE夢のアルバムも, タイトルが『どこかで空間と時間の間 _ 我々はすべての落下します』ていう. これ, 日本人にはなかなか思い浮かばないですよね.
アルバム情報
- タイトル: 『どこかで空間と時間の間 _ 我々はすべての落下します』
- アーティスト: FENIMORE夢
- リリース: 10 月 28 日
Illuminated Paths の日本語を使用した作品名からは, シュルレアリスムスの文学者であるブルトンが言った「電位差」があります. 翻訳が生んだ, 日常的な言葉の裂け目. その裂け目を見てしまったことによるほんのちょっとした違和感. 21 世紀にアップグレードされた「電位差」を感じることができるのです.
いや, もう一回言うと, 音楽はそんなに面白くないんだけどね.

