シカゴをベースに活動するフルート奏者で作曲家の Nicole Mitchell が 2008 年にリリースした『Xenogenesis Suite』をレコメンド. 『Xenogenesis Suite』は, アメリカの SF 作家, Octavia Estelle Butler へ捧げられた作品. 続きを読む
「 Jazz 」一覧
フランスからとんでもない前衛歌モノ・ジャズが到着 The Linda Sharrock Network『They Begin To Speak』
Linda Sharrock は, 1947 年生まれのアメリカのジャズ・シンガー. 幼い頃は教会の聖歌隊で歌っていました. もともとフォーク・ミュージックやジャズに興味があったのですが, 大学でアートを学んでいるうちに前衛へ関心が向かいます. 60 年代中盤からは, Ornette Coleman をして「おそらく世界で最高のテナー奏者だ」と言わしめたサックス奏者 Pharoah Sanders と共演. 66 年にフリージャズ・ギタリスト, Sonny Sharrock ( 78 年に離婚しましたが, Sharrock 姓を現在も使用しています ) と結婚したあと, 70 年代からは, Sonny と Sanders, そして Herbie Mann らと活動しました. 最も有名なパフォーマンスは, Sonny の 73 年リリースのアルバム, 『Black Woman』でしょう. 続きを読む
【RECOMMEND MUSIC】クラシック×プログレ×ビッグバンド・ジャズ = John Hollenbeck Large Ensemble『Eternal Interlude』
昨年リリースされた『Songs We Like A Lot』が個人的にスゴくカッコよかったんですが, 今回は 2009 年リリースの作品をレコメンド. ジャズ・ドラマー, John Hollenbeck Large Ensemble 『Eternal Interlude』. 続きを読む
フランスからとどいたジャズ×ヒップホップの新しいカタチ. Jaze Baqti『Headcracker』
フランスを中心に活動するビート・メイカー, Jaze Baqti が, 23 曲入りの新作をリリース. しかも NYP ! 続きを読む
【RECOMMEND LABEL】ポーランドの実験音楽を中心にリリースするレーベル, For Tune
バンドキャンプで音源を掘ってると, レーベル単位でイイ! のがあって出会って, 楽しいっすね. たとえばわたしがバンドキャンプで発見して好きなのは, わかりやすいところだと, ニューヨークのジャズ・レーベル, Sunnyside とか, 東京のダブ・レーベル, Dub Store Records とか. わかりにくいところで言えば, ウェールズのインディー系レーベル, AFIACH とか, ボルケンのジャズ・レーベル, Destination: OUT store とかですね, 挙げればキリがないんですけど. 続きを読む
【RECOMMEND TRACK】フリージャズ特有の緊張感. Catherine Sikora, Ian Smith and Han-earl Park『Sikora-Smith-Park (Cork, 04-04-11)』
インプロヴィゼーション・ギタリストの Han-earl Park を中心とした, サックス Catherine Sikora, トランペット Ian Smith のトリオによる 2012 年リリースのフリージャズ・アルバムをレコメンド. 続きを読む
【RECOMMEND ALBUM】ミニマルにじわじわくる不協和音がたまらないフリージャズ, The Whammies『The Music of Steve Lacy Vol. 3』
昨年 2015 年にリリースされた『Never Odd or Even』では, 電子音楽的なアプローチが気持ちワル面白かった ( 褒めてます ), ボストンのサックス奏者, 作曲家である Jorrit Dijkstra . 彼がプロデュースし, 自身もサックスで参加したバンド, The Whammies による 2014 年リリースのアルバム, 『The Music of Steve Lacy Vol. 3』をレコメンド. 続きを読む
【RECOMMEND ALBUM】ポストロック×ジャズ! Bizingas『Bizingas』
昨年, 2015 年 11 月にリリースされた『Eggs Up High』では, エレクトリックな音色がフィーチャーされ, これはこれでかっこよかったんですけど, ブルックリンのジャズ・バンド, Bizingas でレコメンドしたいのは, デビュー・アルバム『Bizingas』です. 続きを読む