9 月 17 日に渋谷 Roots で開催の ASSemble に出演予定でしたが, 台風による悪天候のため, 来京が困難になり, 出演キャンセルになりました…
ASSemble @渋谷 Roots (9/17) に DJ & ラッパーとして出演します!
おっさんは集合し、集合したおっさんは離散する。いくつも集合と離散を繰り返した男たちは、やはりまた
結合する。
2016年様々な思惑を振り払いながら離散したテクノパーティ「lantern」のメンバーを中心に、
「テクノ」にとらわれずにより奔放でフリーキーかつおっさんの渋みを効かせたパーティを爆誕させる。それが、「ASSemble」。(ASSemble 20170917 より)
祝! 初音ミク 10 周年! 新曲「Why to VOCALOIDRAP」を公開しました
8 月 31 日は, 多くのボーカロイドユーザーにとってとても特別な日で, というのもボカロ・ブームの火付け役になった初音ミクが今から 10 年前の 2007 年のこの日に発売されたから. もう 10 年になるんですね〜. ほんのこの前に発売されて, ブームが来て, ていう印象なので, なんだかすごく早く感じてしまいます. 続きを読む
初音ミクを使用した楽曲の良さが未だに分からない
初音ミクに独自の音楽とは何か, あるいはボーカロイドに独自の音楽とは何か, という疑問は, 実際に初音ミクを購入して使用する前から持っていました.
流行りましたからね. 否が応でも, 音楽が好きなら誰でも, 初音ミク発売以降, ボーカロイドを始めとする歌声合成ソフトの話題が目についてしまう, と言っても過言ではありません.
ボーカロイドを使用した楽曲は, ボカロ曲と言われる. 何か, 初音ミク登場以前にはなかった新しい音楽の在り方のようなものが, 囃し立てられている. こうした風説を元に, ボーカロイド, あるいはこれに類似した歌声合成ソフトの使用された楽曲 (ボーカロイド以外の歌声合成ソフトを使用した楽曲も, 以下, この記事ではボカロ曲と総称します) をいくつか聴いてみる. でも, 自分の感受性が鈍感なためか, あるいは決定的に知識が足りないためか, ボカロ曲に有意義な新規性を見出したことはありません. 続きを読む
ロックとヒップホップは, 再び邂逅するのか?: XXXTentacion『17』
サウンドクラウドに発表した「Look At Me」で音楽シーンに議論を巻き起こした南フロリダ出身のラッパー, XXXTentacion (1998 年生まれ, だから現時点で 19 歳) . この「Look At Me」がバズったのが, 彼が刑務所に入れられていたていうの, それがまず面白いんですけど, 3 月に釈放されてからは, すぐにツアーを行ったり, さらに XXL の Freshman class に選ばれたりと,「サンクラで話題」以上のポピュラリティを獲得してきました. 続きを読む
複数同時に楽曲制作できるか?
DTM をしていると, もっと効率的に楽曲を制作できないものか, といつも思います. ここでの効率とは, できるだけ数多く楽曲を制作する, という意味です. 大げさな話になりますが, 人生の時間は有限です. 納得のいく, 人生の 1 曲を書き上げる, という考え方もありますが, そういう考え方の下に楽曲を書くのは超・天才の仕事で, 自分のような日曜 DTMer にとっては, 有限の時間の人生のなかでいかに多くの楽曲を書くことができるのか, が重要です. 続きを読む
大人たちは打ち上げ花火を小学生のまま観たかった: 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(新房昭之, 2016) 感想
昔, 岩井俊二が好きだったので,『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』がアニメ化される, という情報を知ったとき, これは絶対観ねば! と思いました. しかもよく調べてみると, 制作はシャフト, 監督は新房昭之じゃないですか! 岩井俊二×新房昭之すごい組み合わせだな, 大丈夫なのか, なんか怖いもの観たさ的な感じになりつつも, やっぱ観ないと! と期待が高まりまくっていました. 続きを読む
「DA.YO.NE」現象を振り返る: ヒップホップ・シーンにおける功罪 (1)
スターダストプロモーション発の男子小中学生ラップ・ユニット, MAGiC BOYZ が 8 月 30 日に発売する 1st アルバム『第一次成長期~Baby to Boy~』へ, EAST END × YURI の YURI こと市井由理がゲストで参加していることが分かった, ていうニュースを見まして.
リラックスしたファンク・サウンドに, 意外なラッパーの組み合わせが気持ちいい: Calvin Harris『Funk Wav Bounces Vol. 1』
Calvin Harris が前作『Motion』(2014) 以来 3 年ぶり 5 枚目のアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 1』をリリース. 個人的に正直言って, EDM シーンって全然好きになれないので, Calvin Harris もいままで全くノーチェックだんたんですが, これは 2017 年夏のサウンド・トラックになるんじゃないっすかね〜, ていうくらい最高の出来. これは 2017 年に聴いておかなければならないアルバムのうちの 1 枚でしょう.